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漫画DMでマーケティングをする理由
大手通信教育会社の教材販売のための漫画DMの漫画は国民的認知を得て、話題に出た時に多くの人がイメージする事ができると思います。
そう、悩みを持っていた主人公が最終的に勉強・恋愛・部活がうまくいってしまうというあのストーリーですね。
今回はなぜ大手通信教育会社の漫画DMがこれほどまでうまくいったのかを考えてみたいと思います。
結論から申し上げると、
1.漫画DMがターゲット層にマッチしているから
2.漫画DMが認知され、ファンを獲得できているから
となります。
まず、①について考えていきます。
大手通信教育会社のターゲットは文字が自分で問題なく読めるようになる小学3年生から中学2年生くらいまでがメインターゲットになっていると思われます。筆者自身も小学校3年生くらいに同社のDM漫画が届き、その虜になり、届くと漫画目的でDMの封を開封していたことを覚えております。なぜ、届くと漫画を読むようになったのだろうかと考えたところ、漫画という手法自体がターゲットにマッチした手法だったからだと仮説を立てました。
小さい子供に絵本で読み聞かせを行うということは今でも行われている育児手法となりますが、小学校進学前に既に絵と文字でストーリーが展開するということは、ある意味刷り込まれていることになります。そして、自分で積極的に文字が読める年代になると漫画DMが届くことになり、「悩み(挫折)」→「大手通信教育会社との出会い」→「勉強、恋、部活が全部うまくいく」というハッピーエンドな問題解決ストーリーは、自身も教材を試せばそうなるのではという読み手の期待感を煽る形となり、加えてなじみがある絵(漫画)で訴求するため、ターゲットのニーズに沿った手法となります。
続いて、②について考えていきます。
なぜ、これほどまでに漫画DMが認知され、ファンを獲得できたのでしょうか。やはり小学3年生から中学2年生くらいまでは、接触するメディア媒体がテレビ・YOUTUBE・LINE・家に届く新聞・DMなど数が限られることが考えられます。特に最近でこそ、YOUTUBE・LINEなどの、WEBメディアが一般的になったものの、2000年頃まではインターネットの販促手法も確立されておらず、媒体としてはテレビ・紙媒体が主力であったことを考えると、若年層向けに特化して、加えて分かりやすく・読みやすい漫画という手法が成功だったことも、今となってはうなずける話しだと思います。
最近では、自身が子供時代に同社の漫画を読んだことがあるため、自分の子供に届くと読んでしまうという人(親)もいるくらい認知されているようです。
上記が漫画DMが今でも愛されている由縁かと思います。
さて、私たちは広告漫画を制作する会社となりますが、上述の大手通信教育会社の漫画DMは私達がシナリオを作る上でも意識している内容となります。
「悩み(挫折)」→「大手通信会社との出会い」→「勉強、恋、部活が全部うまくいく」の流れはユーザー(消費者)の課題を解決するための原型となり、私たちが一般に広告漫画のシナリオを提案する際には「悩み(挫折)」⇒「商品/サービスとの出会い」⇒「課題の解決」⇒「Happyな将来像」という形で展開しております。
「悩み」については、例えば化粧品の訴求をしたい場合には、やや表情の暗いターゲットとなる主人公や、ニッチ商材などではちょっとした不具合や面倒な場面が漫画で表現することによって描かれます。そして、「商品/サービスとの出会い」に関しては、既にその商品/サービスを使ったことのあるユーザーが登場し、悩みを持つ主人公に対して「なんだそんなことか!」と商品を紹介するのが典型的となります。また、「課題解決」に関しては、ユーザー(消費者)が実際に商品/サービスを使っている場面や使った感想などを手描き文字などを使って表現していくようにし、最後に「Happyな将来像」を描くのですが、これはユーザーの満足度を生活が変わった等の具体的な感情や環境の変化を絵で表現することが可能で、実際にスタジオなどで撮影しなければならない動画と違った特筆すべき漫画の特性ではないかと考えます。
ナインピースでは直接、お客様にヒアリングの上、漫画を制作しますので、適格に商品/サービスのメリットを漫画で示すことが可能で、商品/サービスをユーザーが導入した時に、新しい生活になる事を、ユーザーの代わりにキャラクターを使い代弁し、具体的にイメージさせることができます。
漫画を使い、お客様のこれからの明るい未来の「if」を見せる。それが「商材×キャラクター×ストーリ」の形で漫画で見せる必然です。
シナリオでは実体験を盛り込むと、実在感あるエピソード、生きた台詞となるので、ヒアリングでは是非、お客様の声、会社、担当者様の声をお聞かせ頂きたく思います。
最後になりますが、漫画LPの成功する秘訣をまとめた資料をお配りしておりますので、是非下記よりご利用下さい。会社と貴方の思いを込めた漫画を一緒に作れる事を楽しみにお待ちしております。