漫画と数字の2
皆さんはあまり意識して読まれたことはないかと思いますが、日本の多くの週刊誌連載漫画の1話はおおよそ20ページとなっております。
それが10話まとまると単行本になり、おおよそ200ページで1冊となります。
ちなみに昨今書店に多く並んでいる「漫画で分かる○○」というようなビジネス書も200ページくらいとなります。
日本人の多くの方は一度は週刊誌の連載漫画を読んで育ってきたこともあり、これは広告漫画においても非常に使えるのです。
でも、そもそも思いません?なぜ1話20ページなのか。正直申し上げて「こうだからです!」というような回答はありませんが、色々言われています。
集英社がその昔少年の漫画を読むスピードを調査したところ、6秒という結果になったようです。
日本最大都市の東京都の中でも最も人の乗降数が多い山手線の1周が29駅62分。1駅間平均で2分ちょっととなるようですが、120秒÷6秒=20ページから算出されたのではないかとも言われています。つまり1駅間である漫画の1話を読み終えられるという計算になりますね。
弊社でもユーザーにストレスを与えず、広告効果の最大化を図りますので冊子漫画のご依頼をいただく時は基本的には16ページをオススメしております。
「いやいや20ページじゃないのかよ」という突っ込みが聞こえてきますが、これには理由があります。
企業が作る冊子漫画は当然漫画だけではなく、説明が必要な箇所も当然ございます。(弊社では資料箇所と読んでいます)
資料箇所はテキスト量が増える傾向がありページ数を少なくしています。
また冊子にするには印刷が必要ですよね。印刷を行う時に最もコストが安く効率的になるのが16ページとなります。(あ、ちなみに冊子漫画を作る時は中綴じとなるので、4の倍数のページ数でなくては印刷できません)
ユーザーに読み切ってもらうことや印刷コストまで考慮して16ページをオススメしているんですね。
もし展示会や説明会などで手にとってもらいやすく、読んでもらいやすい資料をお考えなら漫画冊子もご検討ください。
詳細はこちらよりご覧いただけます。